
胸やけ・胃もたれ:軽症でも生活の質を低下させます!!
胸やけ・胃もたれ:軽症でも生活の質を低下させます!!
胸やけや胃もたれが続くと生活の質に影響を与えるため、早めに適切な治療を!!
胸やけとは、胸部や喉に感じる灼熱感(熱く燃えているような感覚)や不快感をいいます。主に胃酸が食道に逆流することで起こり、酸逆流とも呼ばれ、代表的な病気として逆流性食道炎があります。症状は、一過性であったり、慢性的に持続することもあります。
原因はさまざまですが、生活習慣と肥満、薬剤が主な誘因です。
脂肪分の多い食事
揚げ物、チョコレートなど
カフェインやアルコール
コーヒー、紅茶、アルコールなど
過食や食後すぐの横になる行動
食べ過ぎや食後すぐに横になると、胃酸が逆流しやすくなります
喫煙
タバコの成分が食道の筋肉を緩めます
肥満
体重の増加が胃に圧力をかけます
ストレス
ストレスや緊張が消化器系に影響を与える
年齢
高齢になると胃の一部が横隔膜を通って胸部に突出(ヘルニア)しやすくなり、胃酸の逆流が起こります
妊娠
ホルモンの変化や胎児の成長により、胃に圧力がかかります
痛み止め
アスピリンやイブプロフェンなど
高血圧の薬の一部や抗うつ薬
食道の筋肉を緩めることがあります
胸やけの治療は、主に生活習慣の改善や薬物療法が行われます。
ストレス管理や、胃酸を中和したり分泌を抑える薬を用いて治療し、多くは効果が得られますが、症が再発しやすく、長期の内服が必要なことが多い。胸やけが頻繁に起こる場合や、症状が重い場合は診察をおすすめします。特に、胸痛がある場合は、心臓に関連する問題や、早急な診察が必要な場合もあります。胸やけの症状が続く場合や生活の質に影響を与える場合は、早めに適切な治療を受けることが大切です。
胃もたれとは、食後や食間に胃が重く感じられる状態をいいます。これは消化がうまくいかず、胃に食べ物が長時間残ることで起こるため、消化不良とも呼ばれます。
胃もたれの原因はさまざまですが、主なものとして以下のものが挙げられます。
脂肪分の多い食事
脂っこい食べ物は消化に時間がかかります。
食べ過ぎ
一度に大量の食べ物を摂取すると、消化が遅くなります。
不規則な食事時間
食事の時間が不規則だと、消化器系のリズムが乱れます。
ストレス
ストレスは消化器系の機能を低下させることがあります。
喫煙
タバコの成分が胃の働きを妨げることがあります。
消化器系の疾患
胃炎、胃潰瘍、逆流性食道炎などの疾患が原因となることがあります。
加齢
加齢に伴い、胃の消化機能が低下することがあります。
運動不足
運動不足は消化機能を低下させる要因となります。
胃もたれの治療には、生活習慣の改善や食事管理があります。
適量の食事
一度に大量の食べ物を摂取しないようにする
脂肪分を控える
脂っこい食べ物を避ける
食事時間を規則正しく
規則正しい食事時間を守る
適度な運動
消化を促進するために運動を行う
ストレス管理
リラクゼーションや趣味を通じてストレスを軽減する
禁煙
タバコを控える
消化酵素剤
消化を助けるために
制酸薬
胃酸を中和するために使用
消化管運動改善薬
胃の働きを助けるために処方
胃もたれが長期間続く場合や、胃もたれが頻繁に起こる場合や、生活の質に影響を与える場合は、早めに診察を受け、適切な治療を受けることが大切です。
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